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オンラインと今。

ポストコロナ社会において「オンライン」は必要不可欠なものとなった。これからどのようにオンラインと向き合うのか、各企業や団体の取り入れ方を学ぶ。

買い物を時短して生活時間を充実させる!【オンラインのある暮らし2021まとめ】

  • オンラインと今。

コロナ2年目が終わろうとしている2022年の12月。ウイルスの蔓延は私たちの生活を大きく変えた。なかでも物の売れ方も変化したと言える。株式会社インテージが発表した日用消費財を推定販売額の伸びから振り返る「2021年、売れたものランキング」によると(全国約6,000店舗より収集している小売店販売データ、SRI+®(全国小売店パネル調査)をもとに発表)、1位はオートミールとなった。前年比291%となっており、まさに今年を象徴する商品。長引くコロナ禍で健康志向が高まったのが影響しており、日本でも一般化されるようになった。2位に麦芽飲料、4位にプロテイン粉末と、健康系食品・飲料が上位をしめた。一方で買い物の方法もここ数年で変化が見られた。オンラインを介して非接触での購入や、サブスクの充実化が見られた。エニルノで今年取り上げた新たな買い物の方法。その中から4つをピックアップした。

お花のサブスクサービス「FLOWER」

好みのお花をポストに直接お届けするサブスクサービスが、ROLLCAKE株式会社が運営する「FLOWER」だ。「生活にお花を取り入れてみたいけど、なかなか続けられない」「お花はかわいいけど、選び方や飾り方がわからない」「お花屋さんで買うとちょっと高そう」という思いを抱く人を中心に人気となっている。コロナ禍のピーク時にはユーザー数が4倍に。特に若い世代からの支持が厚く、在宅需要の高まりとともにその認知を広げている。

「朝7時に家を出て日付が変わった頃に帰宅、という忙しい日が続いていた頃、友人の結婚式でお花をもらいました。花はもともと好きですが、自分で買うほどでもなかったので、嬉しくて。1週間ほどコップに入れて飾りましたが、その1週間がちょっといい1週間になって」

 

FLOWERの立ち上げを担当した小室美佳さんが、そのきっかけを振り返る。当時からブレていないのが、FLOWERはただ花が届くだけの便利なサービスではなく、「花のある暮らしを提供する」ということ。

「アプリでお花を選ぶところから、ポストに届いた箱を開け、保水キャップから取り出し花器に生けて、お世話をして、写真を撮って、飾って、眺めて、最後は枯れて、また新しいお花が届くところまで含めて、花のある生活全体を設計しています。そこでの体験を通じて、生活が少し豊かになったり、自分自身や自分の暮らしを好きになってもらえたらと思います」

 

ものを手に入れて幸せを感じるのではなく、花と付き合う生活そのものに幸せを感じる設計となっているとのこと。在宅時間が増えた昨今の生活にエッセンスを加える役割を担っていると言えるだろう。

スマートフォン向け天使のはねランドセル試着アプリ「TRY SEIBAN」

親にとっても子供にとっても大きなイベントとなるのが、ランドセル選び。「ラン活」といった言葉があるように、小学生にあがる随分と前から、あれこれ比較しながらお気に入りのランドセル購入を目指すご家庭も多いよう。

とはいえ、まだ5、6歳の子供をランドセル選びに帯同させるのは大変。いくつも気になるランドセルを試着していると集中力が持たず……。結局すべて試着できない家庭もある。また、昨今ではコロナの影響で、「お店に行って直接選びたいけど、外出を控えたい。」「離れて暮らす祖父母にもランドセルを背負った姿を見せたいけど、今の状況だと直接会うことが難しい」といった課題も。こういった課題を解決すべく誕生したのが、スマートフォン向け天使のはねランドセル試着アプリ「TRY SEIBAN」だ。

 

アプリをダウンロードしてよこ・うしろ・ななめからの3パターンの写真を撮るだけで、一度に100種類以上の試着イメージを比較することができる。また、アプリで試着体験をした子供の写真はその場でシェアすることも可能。離れて暮らす家族や友人みんなでランドセル選びを楽しめるのだ。

「ユーザビリティにおいては言わずに感覚として理解してもらう部分にこだわった」

 

株式会社セイバン ランドセル事業部販売促進グループ長・日高洋はこう語る。ユーザーファーストを考え、試着アプリという本来の意義を失わないように、IDやパスワードによる顧客情報の収集も行っていないのも好感がもてる。

 

アプリ化のメリットは様々だ。複数のランドセルをアプリで試して候補を絞り、実際に店頭で試着して購入したり、先に店頭でモデルを決めてから、最終的に自宅でアプリを用いてじっくりと色を決めるなど、ユーザーの好きなタイミングで商品に接することができる。これまでの「ラン活」の当たり前の景色を変えた「TRY SEIBAN」。アフターコロナにおいても、この便利なサービスは重宝されることだろう。

防災グッズ専門カタログギフト「LIFEGIFT」

人のことを想う買い物として注目を集めているのが、防災グッズ専門カタログギフト「LIFEGIFT」(14,300円 税込)だ。モノトーンカラーの住宅用消火器や持ち運べる高性能浄水器、自動点灯する非常用ライト、1~2人対応のコンパクトテントなどがある。デザイン性の高い全16アイテムの中から一つを選ぶことになる。

「防災には“やらなければならない”という、やや強制的な印象を持つ方は少なからずいると思います。我々は防災という意識を広く伝えていきたいのですが、抵抗感を持たれてしまうと、なかなか行き届きません。ですので、全面的に押し出しすぎないコントロールも必要だと考えました。試行錯誤するなかでたどり着いたのが、防災とギフトの掛け合わせです」

LIFEGIFTを運用する「KOKUA」代表の泉勇作氏が語る。そして、最近では価格を抑えたLIFEGIFTの新作として、備蓄食に特化した「LIFEGIFTfood」の制作が進められた。LIFEGIFTfoodでは、カンパンやアルファ米といった一般の非常食だけではなく、「こんなものが備蓄に活用できるんだ」という発見や「普段から食べてみたい」と感じられるラインナップとなっている。また、継続して防災対策を行うために、ローリングストックを進める定期便プランも用意しているそうだ。

クリスマス、お年賀、誕生日、内祝い、引出物、送別祝い、日頃の感謝の思いを伝えるプチギフトなどで、『あなたの無事がいちばん大事』という想いを届けてみてはどうだろう。

IoT技術搭載のスマートコーヒーメーカー「GINA」

最後にライフスタイルに根付いた商品から。IoT技術を搭載したスマートコーヒーメーカー「GINA」だ。「美味しいコーヒー」とは、それぞれのその時々によって異なる。そんなコーヒーの味を再現してくれる嬉しいサービスなのだ。GINAの企画から輸入代理、国内のマーケティングまでを担う、株式会社ウェルリッチの志渡澤和樹氏に聞いた。

GINAの特徴は、コーヒーの味を決める要因をアプリで管理できること。豆やお湯を入れた瞬間に、台座に内臓された自動計量器が重さを測り、その数値データがBluetoothによって端末のアプリに転送・表示され、豆とお湯の比率などの計算式も瞬時に提示される。毎回の抽出結果は自動的にアプリに記録されるから、味の比較や調整もしやすい。

 

例えば、ハンドドリップは豆の量1に対してお湯15程度(豆や個々の意見によって多少違う)というのが基本のレシピになるが、それよりも薄め/濃いめが良い、といった嗜好の幅が出てきたときに、効率よく自分好みの味に近づけられる。これにより“今飲みたい味・淹れ方”が再現しやすくなるのはもちろん、飲食店ではトレーニングにも有効活用できる。

また、2018年にブラジルで開催されたコーヒーの世界大会では、そんなGINAの再現性の高さが世に知れ渡ることになった。抽出技術部門(フィルターコーヒー)で優勝した日本人バリスタ(スイス代表)の深堀絵美さんが、決勝大会で使ったのがGINAだった。その翌年、GINAの展示会に彼女を招くと、またも驚くことがあったと志渡澤氏は話す。

 

「展示会ではGINAでコーヒーを抽出して振舞うイベントをやりましたが、彼女が淹れたコーヒーを真似して僕や社員が淹れても、本当に同じ味になるんですよ。ハンドドリップの再現性が限りなく高いことを実感しましたね」

 

誰だって美味しいコーヒーを堪能したいもの。そして、それを叶えてくれるのがGINAと言えるだろう。このように、デジタルやオンラインでは、様々な角度から私たちの生活を豊かにしてくれる。何度も足繁く買い物に出かけていては時間が削られるばかり。もし、その時間を、友人や家族を想う時間に変えられたら。より豊かな毎日が訪れるだろう。人間が人間らしい時間を過ごすために、オンラインサービスの進化を期待したい。

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編集:エニルノ編集部

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