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オンラインと今。

ポストコロナ社会において「オンライン」は必要不可欠なものとなった。これからどのようにオンラインと向き合うのか、各企業や団体の取り入れ方を学ぶ。

住んでいる地域で異なるお肌の状況! 約3分で分析し、862万通りの中からケアを提案 ポーラ「APEX」

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季節の変化や年齢の変化に伴い、肌トラブルに悩まされる人も多いのではないだろうか。いつも使っているスキンケア商品が不意に合わなくなったり、乾燥やくすみが気になってきたり。「いつもと違う」と感じつつも、世界中に数多あるコスメの中から自分に合う商品を見つけるのは難しい。そんな時、根拠に基づいたコスメ選択が出来たら。かといってこのご時世、相談するためにショップ店頭での長居も避けたい。

 

この要望を叶えてくれるのが、ポーラの展開するパーソナライズドスキンケアブランド「アペックス(APEX)」だ。独自の肌分析はたった3分、ケアの提案までを含めても約30分ほどで完了する。AIも駆使し、肌状態に合わせたスキンケア・化粧品を提案してくれるのだという。

 

今回、アペックス 企画開発担当の鈴木若葉さんに、その最前線を聞いた。

鈴木 若葉

Suzuki Wakaba

株式会社ポーラ ブランドクリエイティブ部

2008年株式会社ポーラ入社。商品企画部(現ブランドクリエイティブ部)に配属になり、さまざまな化粧品・エステ開発に従事。途中、中国エリアにて美容教育・拡販担当を経験後、2015年よりブランドクリエイティブ部サービス開発チームで主にアペックスブランドの企画開発を担当。

自分のコスメをつくれるブランドAPEX

エイジングケアと美白・化粧品で知られるポーラは、1989年からパーソナライズドスキンケアブランド「アペックス(APEX)」を展開。パーソナライズドブランドの先駆者として市場を牽引してきた。2019年には業界初の動画・静止画による肌分析技術を導入、AI技術を駆使して表皮・真皮・皮下組織の分析を可能に。オンライン技術の活用と店頭のビューティーディレクターによるサポートを掛け合わせ、唯一無二のフィッティングを実現している。

「揺らぎを感じやすい年頃になると、回復もしにくくなってきます。小さな悩みの継続が日々のプチストレスになり、未来への不安の積み重ねになってしまうことも。APEXはそんな不安を解消し、未来の希望を生み出すことを目的としています。今の肌だけでなく、未来のエイジングにも備えたご提案を大切にしています」

 

APEXは全国のポーラ店舗にてお肌を静止画・動画撮影後、データセンターにデータを送信、たった3分ほどで分析しケアプランを提案。最新のAI技術とオンラインを活用したサービスで、分析データはオンライン・スマホアプリ「APEX肌ログ」で2年間保存される。さらに2021年12月31日までは期間限定で、日々のお手入れをサポートするサービス「APEX Talk」も実施。質問内容を選ぶと、Markがスキンケア知識を総動員して回答する。会話した情報は記憶し、アドバイスにも活かされるのだという。

わずか3分で肌情報を分析、862万通りのケアを提案

今回は、実際に筆者も分析サービスを体験。分析は14秒の動画を撮影する。

APEXは独自の技術によって自動的に測定部位を特定後、動画を1秒につき60枚の画像に分解。その1枚を、さらに144個に区切り、その中の濃淡パターンから、速度や方向といった約2,000もの特徴を抽出する。動画を撮影することで840枚(動画14秒)×約2,000個/秒=約170万もの情報を統計的処理し、分析を行っているという。

更に驚くべきは、これだけの情報分析をたった3分で行っていること。ビューティーディレクターに睡眠不足や生活習慣、お風呂の入り方まで細やかにアドバイスを受けているうち、あっという間に分析結果が到着した。

 

「今まではお客様の表面の角層を実際に取り、分析センターに配送・1週間程度で分析結果が送られてきて、肌の状況に合う化粧品を提案。結果、気に入った商品があれば購入いただくという流れでした。それがITの進化により、わずか3分で分析が可能に。その場で結果が出て、おすすめの商品やケア方法をご提案することができます」

 

診断結果はハリ・毛穴・シミ・くすみなどのトラブルリスクとその要因、ゆらぎタイプ・うるおいバランスなど、細かい要素で見ることができる。上記結果を受けて、ビューティーディレクターからは水分量を増やすための普段の習慣のアドバイスや、おすすめの化粧品まで幅広く教えてくれる。

 

分析結果を元に、862万通りの組み合わせの中から最適なパーソナライズド化粧品を提案。分析自体は無料で受けられ、化粧品を注文した場合のみ商品代金がかかる仕組みだ。届いた商品の詳しい使い方はアプリから見ることができる。

ジェンダーニュートラルな肌プランニングサービス

2021年からは、全国で男性への肌プランニングを推進。美容意識の高まりはありつつも、まだ美容に対してハードルを感じやすい男性にも、自分の肌を知るきっかけを増やしたいと考えたことがきっかけだが、APEXの研究では肌に性差は関係ないことも明らかになっている。

 

「これまで30年以上にわたり沢山の方の肌を見つめ続けてきたアペックスだからこそ、男性の肌にも対応・ご提案が可能です。コロナ禍ということもあり、オンライン会議での肌の見え方を気にする方、長時間のマスク着用でお悩みを持ち始めた方も多くいらっしゃいます。今年は男性の肌分析の体験数が大きく伸び、昨年同期比と比較し約73倍に増加しています」

 

性差よりも個性。APEXはジェンダーニュートラルな肌プランニングサービスとして進化を続けている。

季節毎に診断、長期で肌を見つめる

パーソナライズであるだけでなく、APEXは長期的な肌プランニングも重視する。年齢や季節、生活習慣等によって肌は変化しやすい。そのため、APEXでは3ヶ月毎に肌分析を受けることを推奨している。また分析結果は、アプリ「APEX肌ログ」で自分の肌ログを2年間管理可能。美肌の総合点の推移をグラフで確認できる。

 

「肌分析の結果をログとして2年間分保存可能で、店舗で体験した肌分析の結果をいつでも確認することができます。気になる前回値や、同年代平均、同地域平均も比較ができたり、美肌の総合点の推移をグラフで確認することも可能です。例えば花粉の時期に起こりやすいトラブルなど、自分の肌の傾向や癖を事前に把握しておくことでケアの対処方法を精緻化していきます」

 

肌の分析やアドバイスは店頭での対応となるが、長期的に自分の肌分析結果をアプリで確認し、継続的に変化を体感し、振り返ることができるというのはオンラインならではの特徴だろう。単発的な肌診断体験とは一線を画す。

 

また、肌の変化は気象の影響を受けやすい。そこでAPEXでは、居住地に合わせた季節のアドバイスもアプリで見ることができる。花粉やマイクロダスト、乾燥など気象環境の影響が大きくなる時期は、居住地域によって様々だ。北海道と沖縄では日照時間が異なることは容易に想像がつくだろう。

 

「秋になると、乾燥してきて化粧品を切り替えるという方も多いと思います。実は、肌を冷やしたり乾燥させたりする風が吹きやすいエリアや、日照時間による紫外線の変化、気圧の変化に伴う血行不良など、地域の気象条件によっても肌は大きく変化してくるんです。そこで、APEXではお住まいの地域をご入力いただき、その地域の今後の気象条件に合わせたアドバイスができるようになっています。アプリで最新情報をご提示できるので、肌トラブルが起こる前に適切な商品やお手入れ方法に切り替えることができるんです」

 

あらゆる観点からパーソナライズの肌プランニングを実現してくれるAPEX。筆者は今回初めて肌分析サービスを受けたが、普段なんとなく感じている乾燥や季節の変わり目に起こる肌荒れなどがデータで緻密に表示されたことに、驚きと納得を得られた。また、想像以上にエイジングやメラニンに関するスコアが高いことで自信になり、スキンケアへの興味関心も高まった。結婚式前など肌への関心が高まる時期はもちろんのこと、普段肌に時間をかけられない、“どんなスキンケアをしたら良いか分からない”という人こそ、このAPEX肌分析を利用してみてはいかがだろうか。

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取材:齋藤優里花

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